(プレス資料)
「第1回アジア盲ろう者団体ネットワーク会議」の開催について
アジア地域において初めて、各国の盲ろう者が集い、盲ろう者のネットワーク構築をめざす会議を開催します。
1 会議の名称
第1回アジア盲ろう者団体ネットワーク会議
2 会議の趣旨
アジアの多くの国々では、盲ろうという障害が認知されておらず、また、盲ろう者の団体が設立されている国もまだまだ少ないという現状にあります。全国盲ろう者協会では、アジア各国から盲ろう当事者や支援者を招き、アジアにおける盲ろう者団体のネットワーク構築をめざす会議を開催することとしました。
本会議は、アジア地域の盲ろう当事者をはじめ、盲ろう者を支援する通訳・介助者等の知識、経験等を集約、共有することにより、アジア地域における盲ろう者福祉の向上を図ることを目的としています。
3 主催
社会福祉法人 全国盲ろう者協会
4 助成
日本財団
5 開催日時
平成30年8月31日(金)~9月3日(月)
6 会場
幕張メッセ 国際会議場(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
7 海外からの参加者(招へい国)
アジア地域から6か国(18名)を招へいする予定
(韓国、ネパール、マレーシア、シンガポール、ウズベキスタン、インド)
なお、自費参加者を加えると、海外からの参加者は、総計8か国(40人)程度となる見込みです。
8 その他
本会議は、わが国の盲ろう者が一堂に集う「第27回全国盲ろう者大会」と同時に開催し、本会議の参加者と大会参加者との交流を図ることなどを予定しています。
【本件についての問い合わせ先】
社会福祉法人全国盲ろう者協会 担当:山下 橋間 小林
TEL:03-5287-1140 Fax:03-5287-1141 E-mail:info@jdba.or.jp
【本通知のダウンロード】
議事次第
8月31日(金)Friendship Day :お互いを知る
9月1日(土)Presentation Day:自分たちのことを発表する
9月2日(日)Communication Day:コミュニケーションを深める
9月3日(月)Envisioning Day:これからを考える
Day1
8月31日(金) Friendship Day:フレンドシップ・デー
9:30 参加者受付開始
10:00-12:00 Item 1: 開会式
場所:302会議室
担当:福田暁子
10:00-11:00
- (1)諸連絡
- 通訳体制確認、参加者紹介、配付資料の確認、カンファレンスの流れの説明:福田暁子
11:00-11:10 休憩
11:10-12:00
- (2)開会宣言:福島智
- (3)来賓のごあいさつ:日本財団 公益事業部部長 石井靖乃
- (4)世界盲ろう者連盟代表挨拶:プスパ・ラジ・リマル
12:00-14:00 昼食・休憩
14:00-16:00 Item 2: 第27回全国盲ろう者大会開会式参加
場所:コンベンションホール(2階)
16:00-17:00 休憩
17:00-20:00 Item 3: 全国盲ろう者大会歓迎パーティー参加
場所:ホテルニューオータニ幕張 2階 鶴の間
Day 2
9月1日(土) Presentation Day:プレゼンテーション・デー
9:00-12:00 Item 4: 自由討議
場所:203会議室
司会:福田暁子
内容:自由討議「盲ろう者が直面しているバリアにはどのようなものがあるか?」
真砂理事長からの挨拶
(途中で10分休憩が2回あります。)
12:00-14:00 昼食・休憩
14:00-17:00 Item 5: プレゼンテーション(全国盲ろう者大会参加者合同)
会場:国際会議室(2階)
司会:福田暁子
内容:
- 14:00-15:00 第1部
- 司会挨拶(5分):福田
- 世界盲ろう者連盟アジア代表挨拶(5分):福島
- マレーシア(10分):Guat Lay Kong「盲ろう者としての自分の経験」
- ウズベキスタン(10分):Sojida Tadjiyeva「盲ろう者としての自分の経験」
- ウズベキスタン(10分):Guzal Shodieva「ウズベキスタンの盲ろう者の状況、タシケント市ろう者文化センターの取り組み」
- Q&A(20分)
- 15:00-15:10 休憩
- 15:10-16:00 第2部
- 韓国(15分):Wonseok Jo「韓国の盲ろう者の状況、盲ろう者団体Hold Handについて」
- インド(15分):Pradeep Sinha「自分の経験、盲ろう者団体SEDBについて」
- Q&A(20分)
- 16:10-17:00 第3部
- シンガポール(10分):Foo Wei Yin (Francis) 「盲ろう者としての自分の経験」
- シンガポール(10分):Yee Chen Loh (Lisa)「シンガポールの盲ろう者の状況」
- ネパール(10分):Puspa Raj Rimal「ネパールの盲ろう者の状況、盲ろう者団体Deafblind Association Nepal(DAN)の取り組み」
- Q&Aとまとめ(20分)
17:00-18:00 休憩
18:00-20:00 Item 6: 自由討議
場所:302会議室
司会:福田暁子
内容:プレゼンテーションの振り返り、Item4自由討議の続き
- 盲ろう者の集まりをどのように始めるか
- 盲ろう者の役割
- 通訳者、通訳介助者の役割
- 支援者の役割
Day 3
9月2日(日)Communication Day:コミュニケーション・デー
9:00-15:00 Item 7(オプション①): 社会見学「東京コース」
9:00-16:00 Item 7(オプション②):全国盲ろう者大会参加(分科会、全体会、閉会式)
オプション①は日英言語通訳が同行します。
オプション②では、分科会参加は申込みはいりません。原則、日英通訳や英語文字通訳の準備がないことを前提にご参加ください。
- 福島:終日全国盲ろう者大会会場にいますが、午前はすでに予定があります。午後は個別に話が出来るかもしれません。
- 福田:終日全国盲ろう者大会会場にいます。
- 森 :終日全国盲ろう者大会会場にいます。
Day 4
9月3日(月)Envisioning Day:これからを考える
9:00-12:00 Item 8: International meeting: Wrap-up and closing
場所:302会議室
司会:森敦史
内容:
- 9:00-11:00意見交換、自由討議
- 1) それぞれの国でどのように取り組んで行きたいか?
- 2) アジア地域アジア盲ろう者団体ネットワークの構築のためのアクションは何か?どのように協力していくか?
- 3) 世界盲ろう者連盟関係の情報提供
- 11:30-12:00 閉会式
12:00- Item 9: Farewell Lunch and Group photo
場所:302会議室
司会:森敦史