台風19号に伴う被害について(第2報)
- 2019/10/31 17:01
10月12日から13日にかけて、日本列島に大きな爪あとを残した台風19号において、被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
当協会では、この台風による盲ろう者および関係者の被害状況につきまして、東北、関東、甲信越、東海地区の友の会関係者に聞き取り調査を行いました。ここでは10月30日10時時点までに寄せられた情報をお知らせいたします。
○長野県(29日16時時点)
ながの盲ろう者りんごの会会員は、全員被害なし。
○埼玉県(29日10時時点)
埼玉盲ろう者友の会では、会員に被害はなし。
ただし、吉川市在住のある盲ろう者は、近隣河川の氾濫に備え、非難勧告が発令され、非難準備はしたが、避難開設場所が遠く、途中の道路も冠水し、安全でないため、自宅で待機して、11日から13日までは仕事も休んだとのこと。強風、豪雨時の移動手段がないとの声
○千葉県(29日9時時点)
現在、千葉盲ろう者友の会において、会員のみなさまの被害状況に関する情報収集に努めておりますが、まだ全体の把握ができていない状況です。全体の把握が出来ましたら、ご報告させていただきます。
○神奈川県(25日21時時点)
神奈川盲ろう者ゆりの会では、台風19号の被害状況については、会員各位に確認しておりますが、一時的に停電にあった人がいましたが、大きなけがや浸水被害が出た人はいませんでした。
多摩川の氾濫により川崎の一部地域で浸水しましたが、この地域に住んでいる盲ろう者もおり、家のすぐ近くまで浸水していたが、やや高いところにあるので無事だったとのことです。